本格派キムチの作り方【スーパーの1/4の白菜でキムチが簡単に作れる!】

本格派韓国料理レシピ集
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本格派白菜キムチの作り方を紹介します【あなたにも簡単にできる!】

안녕하세요!ちこです。これから本格派白菜キムチの作り方をご紹介します。

私は韓国に15年ほど住みました。最初はいろいろと大変でしたが韓国の文化や習慣、食事や言語にもだいぶ慣れ、そして今は帰国して日本に住んでいます。

私も最初の頃はキムチを作るのがとても難しくて美味しくできませんでしたが、今は簡単に作ることができるようになりました。

キムチを作るのは難しそう…”と思いますよね。けれどコツをつかんでしまえばそれ程難しいものではありません。キムチのポイントは最初の塩漬けにあります。こちらのレシピを見てあなたもぜひ作ってみて下さい。本格派のキムチは食べたいけど、たくさん作るのはとても大変です。そこでスーパーに売っている1/4にカットされた白菜で、意外と簡単に美味しいキムチが作れます。土日のお休みの朝にパッパッと塩漬けし、夕方にヤンニョムをつければ完成の、簡単な作り方をこれからご紹介します!

では、キムチの具体的な作り方です。

白菜キムチの材料の準備

まず材料をそろえましょう。(韓国語でも表記しましたので材料の単語もついでに覚えましょう。)

白菜   1/4株(やや大きめ)⇒ 배추ペチュ
粗塩   適量(多めでも大丈夫です)⇒ 소금ソグム
A.玉ねぎ  1/2個 ⇒ 양파ヤンパ
A.人参   1/3個 ⇒ 당근タングン
A.大根   1/6個 ⇒ 무우ムウ
A.ニンニク  5片 ⇒ 마늘マヌル
A.生姜    1片 ⇒ 생간センガン
A.イワシのエキス 大さじ8~9杯 ⇒ 멸치액젓ミョルチエクチョor까나리액젓カナリエクチョ
A.唐辛子の粉(キムチ用)大さじ9〜10杯 ⇒ 고추가루コチュカル
A.砂糖   小さじ1杯 ⇒ 설탕ソルタン
B.小麦粉  大さじ1杯 ⇒ 밀가루ミㇽカル
B.水    大さじ5杯 ⇒ ムル

キムチを漬ける

1.白菜を洗い、切る

白菜をまず大まかに洗う。(後で水洗いするので大まかで大丈夫です)縦に包丁で1/3ぐらいまで半分に切ってから、手で半分に裂く。(芯の方を上にしを縦に1/3ほど半分に切ってから、両手に片方づつの芯を持って2つにさく→葉がバラバラにならないようにするため)

1/4に切った白菜

2.白菜を塩に漬ける

大きめのボールに入れて、あら塩をまんべんなく塗る。約6~8時間ほど置く。時々浸かり具合をチェックして塩を追加したり、下のものと上のものを入れ替える。上から“グッグッ”と押し込む感じで出てきた水に漬けるようにする。(私は朝早めに塩漬けして大体夕方に洗ってヤンニョムをぬります。)

3.ヤンニョムの下準備

  1. 白菜が塩に漬かるまでに、ヤンニョムを作る。大根、人参は千切り。玉ねぎは薄切にする。ニンニクと生姜は大根おろしでおろしてもいいし、潰してからみじん切りにしてもいいです。(私は包丁の後ろやすりこ木でつぶして使います。)

    キムチに入れる野菜を切った図

  2. Bの材料で小麦粉を水に溶かして火にかける。だまにならないよう弱火でスプーンでかき混ぜながら加熱する。のりのようになったらOKです。私は固くなりすぎないように水を追加しながら作りました。粗熱をとっておく。

    小麦粉を水に溶かして火にかけた図

4.白菜を水洗いする

白菜の厚めの部分が塩にしっかり漬かって全体がしんなりしたら水洗いする。(目安としてはほんの少し切って味見をして、塩味がきちんとついているくらいです。パキッと折れるようではダメ。厚めの部分がくたっと柔らかい感じになるまでつけましょう。)

白菜が塩に漬かった図

ザルにあげて1時間ほど水分を切る。水の切れがいいように縦に並べました。

洗った白菜をザルにあげた図

5.ヤンニョムを混ぜる

Aの材料、4ののりをよく混ぜてヤンニョムを作る。

ヤンニョムを混ぜた図

6・白菜にヤンニョムを塗る

水を切った白菜の1枚1枚にヤンニョムをていねいに塗っていきます。

ヤンニョムをつけた白菜の図

7・容器に入れる

ちょうどいい大きさのプラスチック容器などに、白菜を丸めるように、ヤンニョムを包み込むようにして入れる。そのまま常温で蓋をして半日ほど置いておくと味がよく馴染みます。(夏場は少し早めに冷蔵庫に入れましょう。)また、すぐに食べれるように、全部5㎝ほどに切ってから入れ物にいれてもOKです。だんだん水が出てくるので少し大きめの容器に入れて下さい。

タッパーウェアに入れたキムチ

食べる時は5㎝ぐらいの幅に切ってお皿に盛り付けます。

おいしく作るコツ

  1. 漬物はやはり塩漬けが一番大事です。多めの塩でも後で洗うので大丈夫です。白菜にしっかり塩をまぶしましょう。厚めのところが、パキっと割れずしんなりするまでしっかり塩に漬けることです。塩漬けがあまいと悪くなるのも早いです。また水っぽくなるので水分をしっかり出します。
  2. 今回の唐辛子の粉はほぼ辛くないものを使用しています。調味料はお好みで調整しても大丈夫です。甘めが好きでしたら砂糖を多めに入れて作りましょう。ただヤンニョムは少ないよりは少し多めの方が美味しくなりますので、辛いものが苦手でなければ多めを意識する方がいいでしょう。
  3. 2,3日置くと水がでてきます。時々上の方にあるものと下のものを入れ替えてその水に浸かるようにするとより美味しくなります。
  4. ヤンニョムに細切りにした“なし”などを入れても美味しいです。
ここで「そんな時間ないしなぁ~」「もっと簡単な方法ないかな?!」…と思う方もいると思います。朗報です!!
もちろん塩漬けが大事なのですが、もっと簡単に作る方法があります。実は韓国では“겉절이(コッジョリ)”と言って日本の浅漬けのような物になりますが、即席キムチも作ります。実際のところ韓国ではいろいろな白菜があるので겉절이で使う白菜がありますが、日本では手に入りにくいのでスーパーの白菜の根元の葉の部分が薄い物を選んで買いましょう。
<作り方>まず買ってきた白菜の根元を切り落としてから全部縦横2~3cmぐらいに切ります。そして約1時間ぐらい塩漬けしてから洗い、15分以上水切りをし、ヤンニョムと混ぜるだけでOKです。これで完成です。すっごく早く出来るので私は夕飯時に作る時もあります❣

今回使ったイワシのエキス(800g送料込みで¥1,000前後)や唐辛子の粉(500g送料込みで¥1,000前後)はこちらを使っています。また唐辛子粉は多すぎるという方はカルディなどにも売っています。

また韓国では手作りのイワシのエキスを使ったり、牡蠣を入れたりとその家独自のキムチを作ります。

キムチのおすすめの美味しい食べ方

韓国では11月から12月上旬に“김장”をします。そうですね、キムチを大量に作る行事のようなものです。各家庭では30株ぐらいをいっぺんに漬けるわけですが、さすがにそのようにたくさん漬けるのですからすぐに味わってみたいですよね。

その為にその日の夕食ははそのキムチを味わうために“수육”というものを作ります。日本の焼き豚に似ていますが、味付けはしません。豚バラブロックや豚の肩ロースのかたまりなどをネギやダイコンなどの野菜を少しと韓国味噌の“된장”(日本の味噌でも代用できます。豚肉のくさみをとるためにいれます。)を大さじ1/2杯ほど入れて、長い間(30分~60分)煮ます。そしてできたものを薄く切ってキムチと食べると最高に美味しいです。サンチュや맛된장と一緒に。ぜひ試してみて下さい。

本格派白菜キムチの作り方まとめ

キムチの味の決め手は先ほども言いましたが塩漬けです。しっかりと塩で白菜を漬けることが重要です。でも時間のない方は浅漬けキムチをつけても美味しくできますよ!

また何度か作ってみて思ったことは、材料が重要だということです。当たり前のことではありますが、白菜が美味しいと本当に美味しいキムチができます。

みなさんも何度か作っていくとコツが分かってくると思います。ぜひ作ってみて美味しく食べてみて下さいね。

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