韓国語の「~してしまう」を表す「~버리다」の使い方と意味について学ぼう

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韓国語の「~してしまう」を表す「動詞の語幹+어/아 버리다」

韓国語で「~してしまう」という表現は、日常会話で頻繁に使われる表現の一つです。「~してしまう」は、「~したけどもうやりたくない」または「すっかり~してしまった」という意味を表します。この記事では、「~してしまう」を表す「動詞の語幹+어/아 버리다」の正しい使い方と意味について詳しく説明します。

韓国語の「~してしまう」を表す「動詞の語幹+어/아 버리다」とは?

ノートとコーヒー

韓国語で「~してしまう」という表現は、「動詞の語幹+어/아 버리다」と表されます。

「~してしまう」→「動詞の語幹+어/아 버리다

この表現は特定の行動が予想外に早く終わってしまったり、もうやりたくないことを表現するのに用いられます。

これをいろいろな動詞に当てはめて見ましょう。

  • 보다 (見る)→ 봐 버리다(見てしまう)
  • 가다 (行く)→ 가 버리다(行ってしまう)
  • 먹다 (食べる)→먹어 버리다(食べてしまう)
  • 잊다 (忘れる)→ 잊어 버리다(忘れてしまう)
  • 하다 (する)→ 해 버리다(してしまう)
  • 앉다 (座る)→ 앉아 버리다(忘れてしまう)
  • 말하다 (言う)→ 말해 버리다(言ってしまう)
  • 마시다 (飲む)→ 마셔 버리다(飲んでしまう)
  • 부수다(壊す) → 부숴 버리다(壊してしまう)

例えば、「食べてしまった」という場合、「食べたけど、もう食べたくない」、または「食べきってしまってもうない」という意味になります。「見た」という場合は、「見たけど、もう見たくない」という意味になります。

また、悪いことやミスをしたことを表現するときも使われます。同様に、「壊してしまった」という場合も、何かを壊してしまったことを後悔していることを表現しています。

ここで以前も習いましたが、動詞の語幹に“아”が付くのか“어”が付くのか分からない方や“하다”についての変化は、現在形と同じなのでそちらをご覧ください。

韓国語の「~してしまう」を表す「動詞の語幹+어/아 버리다」の具体的な文章の作り方

昔のタイプ

またこちらの文章は一般的に過去形で表されることが多いです。上の表現は基本形ですので過去形だとそれぞれ次のようになります。“하다”で見てみましょう。

パンマル(タメ語)⇒ 해 버렸(してしまった)
丁寧な表現 ⇒ 해 버렸어요(してしまいました)
より丁寧な表現  ⇒ 해 버렸습니다(してしまいました)

では例文を見てみましょう。

例文)

  • 間食をまた食べてしましました。→ 간식을 또 먹어버렸습니다.
  • 試験問題を忘れてしまった。→ 시험 문제를 잊어버렸어.
  • 彼に言ってしまいました。→그에게 말해버렸어요.
  • 彼女の大切なものを壊してしまいました。→그녀의 소중한 것을 부숴버렸어요.
  • おばあさんはそこに座ってしまいました。→할머니는 거기에 앉아버렸습니다.
  • お酒を全部のんでしまった。→술을 다 마셔버렸어.
  • 彼は行ってしまいました。→그는 가버렸어요.

また補足として「忘れる」という意味で“잊다”も使いますが、家などに置いてきて忘れたと表現する時はこの“잊다”を使わず次の表現もよく使います。

鍵を家に忘れてきてしまいました。→ 열쇠를 집에 두고 왔어요.(“置いてきた”という表現)

そして混乱しやすい動詞として“잊다”と“잃다”をしっかりと覚えましょう。会話でよく使う表現です。

  • 鍵を忘れた。→ 열쇠를 잊어버렸어요.
  • 鍵を無くしました。→ 열쇠를 잃어버렸어요.

「~してしまう」を表す「動詞の語幹+어/아 버리다」は、日常会話で頻繁に使われる表現であり、韓国語を勉強する上で非常に重要な表現の一つです。表現力を高めることで、韓国語でスムーズなコミュニケーションができるようになります。

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