韓国語って難しくないのかな?
韓国語を学ぼうとされる方は、このように一度は考えたことがあるのではないでしょうか。そんな疑問にお答えします。
実は韓国語は日本語に似ている点が多く、とても覚えやすい言語です。外国語を勉強するというなら韓国語をおすすめします!
韓国語は見た目には記号のようでいっけん難しそうですが、実ははっきりした規則性があり、その規則を覚えてしまえば書くことも読むこともできます。そして日本語に似ている点が多いので、日本人にとって学ぶのにとても有利な言語だと思います。ですので難しいかという疑問には“NO”といえるでしょう。
私は韓国に15年以上住んで独学で韓国語を習得しました。ほぼ“聞いて”韓国語を覚えたわけですが、韓国の方に「私は外人です。」と言わなければ、気づかれないくらいの水準になることができました。
ではこれから韓国語がどのように学びやすいのか、具体的に説明していきたいと思います。
学ぶ前はとてもハードルが高く感じたり、韓国語を勉強するのは難しいのではと不安を感じている方も多いと思います。でもこの記事を読むことで“簡単そうだな”“韓国語を学んでみよう!”と思えるでしょう。
韓国語は難しいの?韓国語の学びやすさの理由
①日本語と語順がほぼ同じである
日本語と韓国語の語順はほぼ同じです。日本語は「主語+目的語+動詞」ですが、韓国語も同じです。ですので日本語の文章をそのまま韓国語に置き換えることができます。
例えば 「小学生が学校に行く」だったら韓国語では「초등학생이 학교에 간다」となります。
「학교에」⇒「学校に」
「간다」⇒「行く」
「초등학생이」+「학교에」+「간다」
「小学生が」+「学校へ」+「行く」
と語順がまったく同じですね。
他に文法で多少違う点はあってもこの様に語順がほぼ同じなので、英語などにくらべて文章を作るのに難易度はとても低くなります。
頭の中で日本語の単語を韓国語の単語に置き換えれば、韓国語の文章が作れてしまうということです。
②日本語の漢字の単語は読みの“音”を覚えれば発音できてしまう
日本語の2文字以上の漢字の熟語は、ほぼ韓国語の“音”を覚えてしまえば読むことができてしまいます。日本語の漢字は音読みと訓読みがありますが、韓国語の漢字の読みは1つしかありません。最近は韓国では“漢字”自体をつかうことはありませんが、韓国語には日本語の漢字の熟語と同じ意味の単語がありそれを使っています。
例をみてみましょう。「現実」は韓国語で「현실」です。「現」は「현」であり、「実」は「실」になります。これを後ろの文字だけ入れ替えて違う漢字の単語に置き換えてみましょう。「現金」は「현금」になります。ここで分かるのは「現」である「현」は同じですので、「金」は「금」であるということです。同じように「金庫」だったら「금고」で「庫」は「고」であるということですね。
この他にも2文字以上の漢字の熟語は、韓国語にそのまま置き換えられる単語がいっぱいあります。意味ももちろん同じですし、そのまま文章に使えてしまいます。
いくつか例を見てみましょう。
など本当にたくさんあります。ですが、少し例外もあるのでご紹介します。
勉強→공부、本当→정말、今日→오늘、明日→내일など
初心者の方にはまだ少し難しいとは思いますが、ハングル文字をしっかり覚えてから、漢字の音をたくさん覚えて変換すると語彙力がつきますよ。
③日本語に似ている単語が多い
韓国語にはビックリするくらい日本語に似た単語が多いです。
例えば
- 「約束」は「약속」
- 「時間」は「시간」
- 「意味」は「의미」
悲しい話ですが、実のところ昔日本が韓国を支配していた歴史があるので、日本語がそのまま残っている言葉とかもいくつかあります。
例えば「みかん」は「밀강」,「玉ねぎ」は「타마네기」,「楊枝」は「요지」など、会話で使う口語体の単語です。もちろん正しい韓国語ではないのでスペルは覚える必要はないかと思います。たまに会話に登場したりするのでどのようなものがあるのかは、一応覚えておいてもいいですね。こちらの単語はもちろん正しい韓国語もあります。밀강は귤、타마네기は양파、요지は이쑤시개です。
このように韓国語には音(読み)がとても似ている単語が多いので覚えやすい言語といえるでしょう。
④尊敬語や謙譲語がある
韓国語には日本語と同じで年上を敬う文化があり、尊敬語や謙譲語を使います。実際のところどちらかといえば日本より韓国の方が年齢差には厳格で、1歳でも年が下だったら友達にはなれないなんて人もいます。
日本でいう“タメ語”のことを“パンマル”といいますが、基本的にタメ語は年上には使いません。(本当に近い関係になれば例外もあります。)
少しずつ時代が変わって日本のように友達の概念が変わってきているとは思われますが、目上の人には尊敬語や謙譲語を使いましょう。
上記のように韓国語は日本語に似ている点がとても多いので、学ぶのに日本人にとってとても有利な言語といえると思います。
韓国語の勉強における難しい点
では韓国語を学ぶ際の難しい点も説明したいと思います。
韓国語の難しい点は発音にあると思います。
- 母音の発音。日本語の母音は「あ、い、う、え、お」の5個だけだが、韓国語には母音が正確には21個あること。日本語にはない母音なので、多少発音が難しく感じるでしょう。
- パッチムの概念と発音
- 濃音、激音の発音、発音変化など
けれど私の経験上よく聴いて、話をたくさんすることによって発音を正しく確認し違いを認識していくことで必ず覚えられます。韓国語の発音が気になる方は別の記事で紹介していますのでよかったらそちらをご覧ください。
韓国語は独学が可能か。メリット・デメリットは?
「韓国語は独学が可能か。」と問われれば「韓国語は独学が可能です。」と言えるでしょう。
独学にはデメリットもありますが、ポイントを踏まえて学習すれば充分に独学が可能です。
独学のメリット・デメリット
ここで独学する際のメリットとデメリットを解説します。このメリット・デメリットを踏まえた上で、どのように学習を進めていくべきか検討してみてください。
独学のメリット
①リーズナブルに始められる
独学は教材とノートとペンがあれば今すぐでも始められます。
また最近はYouTubeや動画やドラマ等のサイト、アプリなどで学べるのであまりお金をかけずに始めることができます。
またネットを使う他にもいろいろなサービスもあるので、それを利用するのもいいでしょう。
②自分の好きなペースで進められる
自分でペースも自由に決められるので気分に乗った時、やりたい時に勉強できます。誰かに指示されたりすることがないので自由度が大きいです。
ただ、自分で計画性をもってやることが重要で、気分でやったりやらなかったりしてしまうと効果的には覚えられないので、小さな目標をたてて少しずつでも上達していけるようレベルをチェックしながら勉強するといいでしょう。
③型にはまらない
順番や何から始めるなどにとらわれず自分の好きにできます。もちろん順番は大切だと思うのですが、「楽しい」と思えること、継続していくことが一番重要なので絶対この方法でなければいけないということはありません。
ノートなどに具体的にどのように進めていくか計画表など作るのもいいですね。
独学のデメリット
①スクールなどで学ぶのに比べれば習得するまでに時間がかかる
スクールに比べれば独学の方が、習得するまでに少し時間がかかるでしょう。けれど個人差はあると思います。また独学の場合、ある程度計画性をもって取り組まなければ効率的には学べません。
スクールに通う場合、発音などは独学よりも間違えて覚える確率が減りますし、先生に質問などができるのでその分上達も早くなります。
②毎日習慣化するまでモチベーションを維持しなければならない
やはり一人でやるには習慣化することが大切ですが、習慣化するまで毎日勉強をするというモチベーションを保たなければなりません。
そのためには目標をはっきりとたてて、少しずつでも毎日韓国語にふれることが重要です。疑問などがある場合一人では解決が難しいときなど、相談する人がいなかったり、心が折れたりしないようにするにも少し大変かも知れません。
③発音など間違って覚えた場合、後から直すのに手間取る
韓国語を学ぶ上で一番の難しいポイントは発音にあると以前お話ししましたが、独学で勉強すると正しい発音を学ぶのに少し難しいところがあります。
ですから自己流で間違った発音を覚えた場合、また新たに発音を覚え直さなければならなかったりする場合があります。
ネットのサービスなどを上手に使って発音を正しく学ぶとか、韓国人の友人をつくって発音が正しくできているかチェックできる環境があればいいですね。
どのように学ぶかはメリットデメリットを理解して自分でよく考え決めることが重要ですね。
独学をするならどのような順番で学んだら効果的かを別の記事でご案内していますので、気になる方はそちらをどうぞ。
韓国語の独学以外の勉強方法
では独学以外にはどのような具体的な方法があるでしょうか。
韓国語のスクールに通う
韓国語スクールで学ぶのもおすすめです!
スクールはいろいろとありますが。「K Village 」がダントツおすすめです。初心者からビジネス用途の方まで可能。なんと入会金0円、【60分550円】~リーズナブルに選べる料金体系です。学んでいる生徒さんの満足度も95%ととても高いですね。
1レッスン550円(税込)から通える韓国語スクール K Village Tokyo
・西日本エリア → 名古屋、岐阜、大阪、なんば、梅田、京都、神戸三宮、福岡、博多
全国18校で韓国語レッスンを展開する「日本最大級」のスクールです。
そして横浜駅前校が満杯になったので、なんと新たに横浜校を神奈川区鶴屋町にも開校しました!!その様子をのぞいて見ましょう。
K Villageをおすすめするメリットを紹介します。
メリット
- とてもアットホームな雰囲気。そして年間を通して交流会や忘年会、先生主催の韓国料理教室や韓国の記念日のパーティーなど開催しイベントなどもたくさんあって楽しく学べます。
- 講師の方は日本語がとても堪能なネイティブの先生方で、会話中心のを“話せる”ことに重きを置いています。できる限り韓国語を使用した独自のカリキュラムを実践。優しそうな先生ばかりですよ。
- 自由自在にスケジュール調整ができる個人レッスンなどサポートはバッチリです。
無料体験ができるので、韓国語が学びたいという方はぜひ一度試してみてください。
無料体験レッスンを予約するインターネットサービスを利用する
最近はネットを使ったサービスもいろいろあります。YouTubeなどの動画配信サービスを使ってドラマなどの字幕をみながら、韓国語の学習をしたりするのもいいと思います。
また次のようなサービスもあります。
韓国語添削サービス
文字が書けるようになったらこちらのサービスを利用してみるのもいいですね。韓国語の添削サービスです。近くに韓国語教室が無い、韓国語を教えてくれる人がいないという方に必見です。
ではこちらの日記添削サービスのメリットをご紹介します。
メリット
- 記憶に定着する…みなさんテキストなどで勉強をされていると思いますが、やはりインプットだけではなかなか覚えられません。書くというアウトプットすることによって記憶に定着します。
- 表現の幅が広がる…文章を書く中で「ええと、どうやって書くんだっけ?」と調べるようになります。そうするとよく分からなかった表現を使いながら表現の幅がどんどん広がっていきます。
- スピーキング力がアップ…書けない文章は話すこともできないそうです。書くのは日常的なことが多いでしょう。ですのでそのまま会話にも生かすことができるようになります。
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またこちらには翻訳サービスもあります。好きなタレントさんに手紙を書きたい、まだ文章は書くのが大変なので翻訳してもらいたいなど、どんな場合でも利用できます。こちらもぜひ利用してみて下さい。
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今人気のココナラを利用するのもいいと思います。
ココナラではいろいろなサービスがありますが、韓国語のオンラインレッスンなどもあります。30分¥1000~とリーズナブルです。
- 一人で学ぶのに限界を感じている。
- 正しい発音が知りたい。一度発音のチェックをしたい。
- スクールは敷居が高いけど、一度韓国語で会話をしてみたい。
- 好きな時に韓国語の会話をして少しでも上達したい。
そんな方にはうってつけだと思います。
もちろん会員登録は無料です。どんなサービスがあるのか一度のぞいて見てみて下さい。先生がいっぱいいらっしゃるので気に入った先生を見つけられるといいですね。
ココナラの詳細はこちらからです。
語学はやはり“会話”がとても重要です。私も韓国でまだ初期のころ、会話で通じることがとても嬉しくてどんどん韓国語を覚えていきました。やはり“楽しい”という気持ちが大切です。
何をするにも壁にぶつかったり、限界を感じたりするとそれ以上進むことが本当に難しく感じられてしまいますよね。
そんな時は今やっているやり方と違うやり方を試したりすることも一つの案です。ちょっと勇気を出してチャレンジしてみるのもいいですね。
韓国語のアプリで学ぶ
アプリもとてもよいものがいろいろあるので上手に活用してください。
①Doulingo韓国語
ダントツ1位のおすすめアプリはDoulingo韓国語です。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングを同時に学んでゆけて、楽しく飽きのこないクイズ形式になっています。私も使ってみてとてもいいなと感じました。一日5分、10分でも隙間時間にコツコツ続けていけばOKです。レビューを載せましたのでどのようなものか見て欲しいと思います。
※Google playでは英語と表記されていますが、アプリの中で言語を選択できるようになっています。
②韓国語学習パッチムトレーニング
単語、文章、発音、聞きなどトレーニング形式に段階的に学んでいけるアプリ。すごく優秀です。
③Eggbun-チャットで韓国語学習
こちらはチャット式に自分のレベルに合わせて好きなところから自由に選べて学べるアプリです。とてもいいのでお勧めですが途中からは有料のようです。
④韓国語単語トレーニング-発音付きの学習アプリ
単語をもくもくと徹底的に学べるアプリです。一日何個とか何段階とか目標をもって頑張りましょう。
まとめ
韓国語の勉強は私たち日本人にとって比較的覚えやすい言語です。外国語を学ぶには習慣化するまで粘り強さが必要ですが、楽しく続けていくのがコツです。今はネットを使えば学んでいけるよい時代だと思います。
コツは小さい目標を立てながら努力することです。思い切って一歩を踏み出してみましょう。
時には壁にぶち当たることもあると思いますが、いろいろ工夫をしながらぜひ頑張って学んでいっていただけたらと思います。
何か疑問に思ったことがあったり、困った時に力になれたらと思います。
あなたの勇気と努力をいつも応援しています。
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