みなさん안녕하세요.
- 韓国語は独学でも勉強できるの?
- 韓国語って難しくないのかな?覚えられるか不安。
- どんな順番で勉強したら効率的かな?
そんな疑問にお答えします。
私は韓国で15年以上生活し、現地で仕事等もしながら韓国語を学び習得しました。そして韓国で“私は外人なんですよ”と言わない限りは気づかれないくらいの、ネイティブレベルになることができました。
韓国語は日本語と語順がほとんど同じで、日本人には比較的覚えやすい言語です。 そして韓国語は英語と違って仕組みがわかれば読めてしまう文字です。
韓国語が具体的にどのように簡単かを知りたいという方は、別の記事に詳しく解説していますので、気になる方はそちらをご覧ください。
韓国語の勉強は独学でもできるのか。その答えは、
韓国語の基礎は独学でもしっかり覚えることができますと断言します。
ではどのような順序で勉強すれば効率よく覚えていけるのでしょうか。そのような点も気になる所ですよね。
大まかにはこちらの順番で覚えることをお勧めします。
上達のポイントはインプットしたらアウトプットを意識して学んでいくようにしましょう。
①~③は段階を上げながら何度も往復するようにしましょう。
注)こちらの方法が絶対正解だというわけではありません。人によってタイプや好みも違うこともあると思いますので、良いと思うところを採り入れて学んでみてください。
ではこれから韓国語の勉強の始め方のコツを詳しく説明します。長くなりますので、下の目次から見たい所に跳べますのでクリックしてださいね。
【韓国語の始め方:ステップ1】まずはハングル文字から
韓国語のハングルを覚える
まずはハングルを覚えましょう。ハングルとは韓国語の文字のことをいいます。
ハングルの母音、子音を覚える
ハングルには“日本語のあいうえお”にあたる母音bあります。韓国語の母音には基本の母音があり、そして二重母音があります。まずは母音をしっかりと覚え、そして日本語の“アカサタナ”にあたる子音を覚えましょう。下の表が母音です。
ア(a) | ヤ(ya) | オ(eo) | ヨ(yeo) | オ(o) |
ㅏ | ㅑ | ㅓ | ㅕ | ㅗ |
ヨ(yo) | ウ(u) | ユ(yu) | ウ(eu) | イ(i) |
ㅛ | ㅜ | ㅠ | ㅡ | ㅣ |
こちらが日本語の“アカサタナ”にあたる子音になります。
上の表で母音と子音をまとめてみて見ましたが、詳しくは下の記事で発音や書き順など詳しく解説していますので、知りたい方はご覧ください。
韓国語 ハングルの基本の母音と二重母音を覚えよう【書き順と発音も解説】
母音、子音を組み立てて反切表を読めるようにする
ハングルは下の図のように、先ほどの母音と子音を組み立てて作られた文字です。母音と子音を覚えるとハングル文字が読めるようになるわけですね。
文字構成も少し複雑です。またそちらも解説した記事がありますので、よく分からないという方はご覧ください。
母音子音を理解すると下の“反切表”반절표(パンジョルピョ)を読めるようになります。 반절표とは日本語のひらがなの表と同じようなものです。この表の一番上の行が母音であり、一番左の列が子音になるわけですね。
ㅏ | ㅑ | ㅓ | ㅕ | ㅗ | ㅛ | ㅜ | ㅠ | ㅡ | ㅣ | |
ㄱ | 가 | 갸 | 거 | 겨 | 고 | 교 | 구 | 규 | 그 | 기 |
ㄴ | 나 | 냐 | 너 | 녀 | 노 | 뇨 | 누 | 뉴 | 느 | 니 |
ㄷ | 다 | 댜 | 더 | 뎌 | 도 | 됴 | 두 | 듀 | 드 | 디 |
ㄹ | 라 | 랴 | 러 | 려 | 로 | 료 | 루 | 류 | 르 | 리 |
ㅁ | 마 | 먀 | 머 | 며 | 모 | 묘 | 무 | 뮤 | 므 | 미 |
ㅂ | 바 | 뱌 | 버 | 벼 | 보 | 뵤 | 부 | 뷰 | 브 | 비 |
ㅅ | 사 | 샤 | 서 | 셔 | 소 | 쇼 | 수 | 슈 | 스 | 시 |
ㅇ | 아 | 야 | 어 | 여 | 오 | 요 | 우 | 유 | 으 | 이 |
ㅈ | 자 | 쟈 | 저 | 져 | 조 | 죠 | 주 | 쥬 | 즈 | 지 |
ㅊ | 차 | 챠 | 처 | 쳐 | 초 | 쵸 | 추 | 츄 | 츠 | 치 |
ㅋ | 카 | 캬 | 커 | 켜 | 코 | 쿄 | 쿠 | 큐 | 크 | 키 |
ㅌ | 타 | 탸 | 터 | 텨 | 토 | 툐 | 투 | 튜 | 트 | 티 |
ㅍ | 파 | 퍄 | 퍼 | 펴 | 포 | 표 | 푸 | 퓨 | 프 | 피 |
ㅎ | 하 | 햐 | 허 | 혀 | 호 | 효 | 후 | 휴 | 흐 | 히 |
ㄲ | 까 | 꺄 | 꺼 | 껴 | 꼬 | 꾜 | 꾸 | 뀨 | 끄 | 끼 |
ㄸ | 따 | 땨 | 떠 | 뗘 | 또 | 뚀 | 뚜 | 뜌 | 뜨 | 띠 |
ㅃ | 빠 | 뺘 | 뻐 | 뼈 | 뽀 | 뾰 | 뿌 | 쀼 | 쁘 | 삐 |
ㅆ | 싸 | 쌰 | 써 | 쎠 | 쏘 | 쑈 | 쑤 | 쓔 | 쓰 | 씨 |
ㅉ | 짜 | 쨔 | 쩌 | 쪄 | 쪼 | 쬬 | 쭈 | 쮸 | 쯔 | 찌 |
こちらの動画のように覚えていったらいいかと思います。参考にどうぞ。
またこちらにご紹介する動画は子供の学習用のものですが、とてもわかりやすいです。ときどき画面をストップさせどんな音になるのか確認しながら、声に出して学んでみましょう!(アウトプットが重要です)
ハングルを覚えたら、こちらに簡単な単語のテストを用意してみました。パッチムのない単語ばかりです。いくつ読めるか試してみましょう。
パッチムの勉強をしよう
母音、子音をマスターしたら、パッチムを勉強していきます。日本にはない概念なので最初は難しそうに感じますよね。しかしパッチムの発音は無意識に日本語でも使っています。
こちらでパッチムの発音について詳しく解説していますので、パッチムの発音もマスターしましょう!
パッチムが分からないと韓国語の勉強は限界がきてしまいます。少し難しいですが頑張って勉強していきましょう。発音は少し難しいですが完璧でなくてもいいので、真似するような感じで発音していくとだんだん理解が深まっていきますよ。
勉強に必要な物を準備しよう
ここで勉強するにあたって、必要な物をまずそろえましょう。
1.勉強に必要な教材をそろえる
韓国語にふれてみてどうだったでしょうか。続けていけそうだと思えたら教材をそろえたいですね。教材がなくてもアプリやYoutubeとかで学ぶから必要ない、という方もいるかと思います。それでももちろんOKです。
けれど人間は不思議とお金をかけたことの方が一生懸命やろうとする性質があります。買う買わないはご本人の自由ですが、教材もそろえた方がモチベーションになったりもしますのでオススメです。
ハングルが今一歩覚えられない、発音が今一歩分からないという方はハングルに特化したテキストをまずそろえましょう。とても分かりやすく解説しているものもありますので、初めからくじけず一度そちらを参考にしてくださいね。
次にハングルが読めるようになったらテキストは総合的にまとまっているものを一冊欲しいものです。
そして基礎ができてきたら文法や単語に特化したものを追加で買うことをおすすめします。
自分に合ったテキストを選びましょう。
テキストだけでなくいろいろな媒体で読む、書く、聞く、話すをバランスよく学ぶことが理想です。テキストと一緒にCDやYouTube、アプリなどを上手に使うことをお勧めします。
2.アプリやサイトやYouTubeなどを利用する
ネットを使ったサービスもいろいろあるので上手に活用していきましょう。YouTubeやU-NEXT、Netflixなどの動画配信サービスを使って、ドラマや映画などを見て字幕をみながら韓国語の学習をしたりするのもいいと思います。
必要なアプリをダウンロードしよう
必用なアプリをダウンロードするか、インターネットを使って教材と合わせて勉強をしていきましょう。無料で使えるのもいくつかあります。ゲーム感覚で毎日少しずつ学んでいけますので利用しない手はありません。
こちらで紹介するアプリは自分に合ったものを使ってください。辞書として“Papago”は必要かと思います。分からない単語はどんどん検索してみましょう。
Papago
まずは辞書が必要ですが、韓国語の辞書代わりにもなる翻訳アプリです。発音も聴けますし、韓国語の精度はこのアプリが一番だと思います。もちろん無料です。
韓国語学習パッチムトレーニング
またこちらは総合的に学んでいけるアプリです。
Doulingo 韓国語
こちらのアプリはとてもお勧めです! 楽しく続けていけますよ。
私も実際使ってみましたが、楽しくゲーム感覚で単語や文章を覚えていけます。覚えたことを復習したりするのもいいですね。若干単語の発音がおかしいところもありますが、無料で使えてしまうのでぜひ利用しましょう。無料版は時々広告が入りますが、有料版は広告なしで学べます。
一度登録すればお知らせが来るので「あ、忘れてた」っということにならずに続けていけます。一日5分でいいので頑張ってみて下さい。
Duolingoを使ってみたレビューをご紹介します。またこちらでは使い方も詳しく解説していますのでご参考にどうぞ。
YouTubeを利用する
YouTubeはやはりあのトミさんの“トリリンガルのトミ韓国語講座”をおすすめします。初級から中級まで段階的に学んでいけますよ。
韓国のラジオを聴いてみる
最近は韓国語のラジオも気軽に聴くことができます。アプリをダウンロードしてどれも無料で聴くことができます。代表的なものを3つご紹介します。
【韓国語の始め方:ステップ2】韓国語の単語や文法を学ぼう
韓国語の単語を覚えよう
文字が読めるようになったら単語をいくらか覚える必要があります。
単語には覚えるべきものが9種類あります。少しだけ見てみましょう。
- 名詞 … 物の名前。“라면(ラーメン)”、“일본(日本)”“역(駅)”
- 動詞 … 動作を表す単語。“가다(行く)”、“하다(する)”、“보다(見る)”etc
- 形容詞 … 名詞を修飾する単語。“예쁘다(きれいな)”、“크다(大きい)”、“젊다(若い)”etc
- 副詞 … 動詞や形容詞を修飾する単語。“가끔(時々)”、“아주(とても)”、“많이(たくさん)”etc
- 疑問詞 … 相手にたずねる時に使う単語。“언제(いつ)”、“어디서(どこで)”、“무엇(なに)”etc
- 指定代名詞 … 事物、方角、場所を指し示す単語。“저(あの)”、“그것(それ)”、“여기(ここ)”etc
- 人称代名詞 … 指定された人をしめす単語。“저는(私は)”、“당신이(あなたが)”、“그를(彼を)”etc
- 接続詞 … 文と文をつなげる単語。“그리고(そして)”、“그러나(しかし)”、“또는(または)”etc
- 数詞 … 数字のこと。数字には“일,이,삼,사(漢数字)”と“하나,둘,셋,넷(固有数字)”があります。
下の記事からは種類別になっていますのでご活用下さい。
まずは名詞から覚えましょう。その後は動詞や形容詞を覚えるといいと思います。興味のあるところから始めてもOKです。
いっぺんに全部は覚えられないとは思いますが、こちらの単語は基本なので徐々に覚えておくといいでしょう。
単語のテキストもいくつかありますのでこのタイミングで購入するのもいいですね。
単語に特化したアプリもあります。たくさん覚えたい方はこのアプリでどんどん覚えましょう。
語学は単語がとても重要です。ある程度の単語が分からないとやはり限界がきてしまいます。アプリなどを上手に使って、分かる単語量を増やしていきましょう。
韓国語の文章に触れてみよう
単語をいくつか覚えたら、次に文章に触れていきましょう。
下の記事ではよく使うフレーズを集めてみました。まずは“あいさつ”や“自己紹介”できるように覚えていきましょう。音声も聴けますので参考にどうぞ。
また下の記事のフレーズを初めから全部を覚える必要はありません。ですがよく使う表現なので徐々に覚えていきましょう。
韓国語の文法を学ぼう
そしてとても重要な文法を勉強しましょう。
基礎の文法である時制(過去、現在、未来)、疑問形、否定形、命令形をまず勉強し、続いていろいろな表現を学んでいきましょう。
ここまで学んだら初級から中級に学ぶべき文法を勉強しましょう。次の三つですね。
少し難易度がありますが、とても重要な内容ですので一通り勉強しましょう。
【韓国語の始め方:ステップ3】限界を感じたらどうするのか
ここで、いままで頑張ってきたけれどなかなか上達しない、楽しいより辛くなってきた、もっと早く上達したいと思う方もいるんじゃないかと思います。
そんな時はスクールやネットを利用してよりアウトプットを意識してみて下さい。
韓国語のスクールに通う
スクールで学ぶのもおすすめします。語学の勉強で一番大切なことは“会話”をすることだと思います。私も韓国語が全くわからなかったのに、韓国に住んで会話をすることによってほぼ全てを覚えたと言っても過言ではありません。
もちろん読んだり、書いたり、聞いたりすることも大切ですが、言葉を覚えるためには会話をすることが一番効果的です。ですのでお金に少し余裕があるのならスクールにいくことも効率的に覚えるよい選択肢だと思います。
スクールはいろいろとありますが。「K Village 」がダントツでおすすめです。初心者からビジネス用途の方まで可能です。なんと入会金0円、【60分550円】~リーズナブルに選べる料金体系です。
・西日本エリア → 名古屋、岐阜、大阪、なんば、梅田、京都、神戸三宮、福岡、博多
メリット
- アットホームな雰囲気でやイベントなどもあって楽しく学べる。
- 講師の方は日本語がとても堪能なネイティブの先生方。会話ができることが重要なので会話に比重を多くとっています。
- 自由自在にスケジュール調整ができます。一人一人のレベルや個性にマッチングさせたスケジュールで楽しく学びましょう。
無料体験ができるので一度試してみましょう。
無料体験レッスンを予約するもちろんオンラインレッスンもできますので、来校できない方はオンラインレッスンもおすすめです。また時間効率化や気軽さでオンライン学習が今とても人気です。
韓国語のインターネットサービスを利用する
韓国語添削サービス
ハングル文字が書けるようになったらこんなサービスもあります。LINEを使った“3行日記添削”です。近くに韓国語教室が無い、韓国語を教えてくれる人がいないという方におすすめ。
韓国語で日記や手紙、SNSやブログ発信をしたい人など韓国語の3行日記を、毎日LINEを使って添削してくれるので、携帯さえあればいつでもどこからでも勉強できてしまう優れものです。
ではこちらの日記添削サービスのメリットをご紹介します。
メリット
- 記憶に定着する…アウトプットすることによって記憶に定着。
- 表現の幅が広がる…文章を書く時に分からなければ調べるようになるので表現の幅が広がります。
- スピーキング力がアップ…書けない文章は話すことはできません。書けるようになれば、そのまま会話にも生かすことができるようになります。
現在3日間の無料体験実施中です!
またこちらには翻訳サービスもあります。好きなタレントさんに手紙を書きたいけど、まだ文章は書くのが難しいという方。翻訳して欲しいものがある方はこちらもぜひ利用してみて下さい。
ココナラ
今人気のココナラを利用するのもいいと思います。ココナラでは韓国語のオンラインレッスンや翻訳サービスなどいろいろあります。30分¥1000~とリーズナブな価格で利用できます。
一人で学ぶのには限界を感じている方、また発音などが難しいと感じている方にもお勧めです。気に入った先生を見つけましょう。
スクールはちょっと敷居が高いけど一度韓国語で話してみたいという方、会話でより上達をしたい方必見です。もちろん会員登録は無料ですので韓国語だけでなくどんなサービスがあるのか、一度のぞいて見てみて下さい。
語学はやはり“会話”がとても重要です。私も韓国でまだ初期のころ、話が通じることがとても嬉しくてどんどん韓国語を覚えていきました。やはり“楽しい”という気持ちが一番大切です。
何をするにも壁にぶつかったり、限界を感じたりするとそれ以上進むことが本当に難しく感じられてしまいますが、そんな時は一度やり方を変えてみて下さい。小さな一歩がその先を大きく変えていきます。
もう一度目標や方法などについて考えてみる
ここで少し時間を設けて、目標や方法についてもう一度考えてみましょう。
語学は長期戦ですので毎日少しずつでも続けていくことが大切ですが、あまり自分に厳しくしすぎても疲れてしまいます。
たまには休みの日をつくったり、もう一度目標をどうすべきか、韓国語を習得して何をしたいのか、どうすればより上達していけるのか、などより具体的に自分にとってよりよい方法を考えてみましょう。
韓国語の始め方 まとめ
この順番で勉強していけば初級から中級程度まで成長できるはずです。
こちらの記事を読んで勉強の助けになったり、また韓国語を勉強するきっかけを作れるようになれたらうれしいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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