【韓国語の文法】文字構成と文章構成、助詞を詳しく解説します!

文字構成、文章構成、助詞 韓国語学習
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【韓国語の文法】文字構成と文章構成、助詞

こちらの記事では文字構成と文章構成、そして助詞をご紹介します。

韓国語は日本語に似ている点が多いのでとても覚えやすい言語です。最初は難しそうに感じますが、決まったパターンがあるのでそれを覚えてしまえば上達は早いでしょう。

そして韓国語は日本語の文章と語順が同じなので単語などが分かれば、日本の文章をそのまま韓国語に置き換えられるのです。英語のように動詞が先にと頭が混乱したりしません。

これから文法を解説していきます。こちらの記事の内容をしっかり学べば韓国語の文字の構成、文章はどういう順番でできているのか、助詞はどう使うのかが分るようになります。

韓国語の文字構成

まずは文字の構成をみてみましょう。

韓国語ってひらがなみたいに一つひとつの文字で出来てないの?

わけわかんないよ。

大丈夫です。文字構成にはパターンがあります。そのパターンを覚えましょう。

それが分かると韓国語はどんな文字も読めるようになります。文字構成は最初、初心者の方には少し難しく思えるかもしれませんが、それほど難しいものではありません。

単語をいくつか覚えていけば自然にわかってくるものなので、ここではこういうものなんだと理解してください。

1.基本の文字構成(文字が作られる型)

①子音+母音 … 2パターン
1.子音左側母音右側にくるパターン
文字構成1

文字構成1ー1

2.子音上側母音下側にくるパターン

文字構成2書き順は日本語と同じで左から右、上から下です。

文字構成2-1

②子音+母音2コ(二重母音) → 1パターン
子音左上側、そして右側母音その母音、がくる1パターンです。

文字構成3

書き順もこの順番になります。

文字構成3-1

2.パッチムのある文字構成

そして韓国語のパッチムです。

さきほどの①と②の文字構成のパターンの下に子音がつきます。パターンは2つになります。

基本の文字構成①のパターンにパッチムがつきます

パッチムが1コつく文字と2コつく文字があります。

1.子音左側母音右側にくるパターン+パッチム(子音)
文字構成4

パッチム1コのパターン

文字構成4-1

文字構成5

パッチム2コのパターン

文字構成5-1

2.子音上側母音下側パッチム(子音)
文字構成6

文字構成6-1

文字構成7

文字構成7-1

基本の文字構成のパターンにパッチムがつく。
文字構成8

文字構成8-1

構成はこれだけになります。パターンはそれほど多くないですね。

ちょっと複雑かも

文字構成が分かってもハングルが読めなければ韓国語は分かりませんよね。ハングルの発音を詳しく解説した記事がありますのでそちらで確認してください

文章の語順を学ぼう

韓国語の語順は日本語とほぼ同じといってよく、日本語の文を韓国語の単語に置き換えるだけで文ができてしまうとても覚えやすい言語です。

①文章の語順は日本語と同じである

英語の語順は「主語(~が)+動詞(~する)+目的語(~を)」なので学ぶにも混乱してしまうところがありますが、韓国語の語順は日本語と同じで主語(~が)+目的語(~を,~に)+動詞(~する)。になります。

아버지가アボジガ(お父さんが)회사에フェサエ(会社へ) 간다カンダ.(行く。)

②修飾語は被修飾語の前につく

また修飾語(形容詞、副詞)被修飾語の前につきます。これも同じです。

어제オジェ(昨日) 핑크ピンク( ピンクの)  옷을オスル ( 服を) 샀어요サッソヨ.(買いました。)

この場合핑크が形容詞で服が被修飾語になりますね。このように形容詞や副詞を日本語と同じようにつければOKです。

韓国語の単語がいくつか分かれば、日本語の文をそのまま韓国語の単語に置き換て文にしてしまえばいいのです。

助詞を覚えよう

助詞は日本語と同じような使い方をします。名詞につけるものですね。

助詞は、言葉に意味を肉付けする語です。「〜を」や「〜が」など、名詞に接続して言葉の意味を補足語や主語にしたり、「〜と」のように語と語をつなげたりする言葉を、まとめて助詞といいます。(upwrite blog参照)
日本語は   わたしが → 名詞+~が のように助詞がつきますが、
韓国語も   내가  → 名詞+~が のように助詞がつきます。

日本語のどの助詞が韓国語のどの助詞にあたるのか覚えましょう。

  日本語  パッチム  韓国語 
~は なし ~는
あり ~은
~が なし ~가
あり ~이
~を なし ~를
あり ~을
~と なし ~와
あり ~과
~하고
~で(手段) なし ~로
あり ~으로
~へ(場所) ~에
~で(場所) ~에서
~も ~도
~の(所有) ~의
~に ~에게,한테

韓国語はパッチムがあるか無いかでつくものが違ってきます

「~は」にあたる「~은」で見てみましょう。

“~”の部分には名詞がきますが、

名詞にパッチムがあるもの ⇒ ~은【ㅇ(母音)がついたものを使う】
名詞にパッチムが無いもの ⇒ ~는【子音だけのものを使う】

例文

【~は】
・私日本人です。→ 저 일본 사람 입니다.(パッチム無し)
・弟学生です。→ 동생 학생 입니다.(パッチムあり)
【~が】
・お母さん言った。→ 어머니 말했다.(パッチム無し)
・駅近い。→ 역 가깝다.(パッチムあり)
【~を】
・足怪我しました。→ 다리 다쳤어요.(パッチム無し)
・目閉じた。→ 눈 감았다.(パッチムあり)
【~と】
・友達先生が教室にいました。→ 친구 선생님이 교실에 있어요.(パッチム無し)
・卵パンを買いました。→ 계란 빵을 샀어요.(パッチムあり)
【~で】
・消しゴム消した。→지우개 지웠다.(パッチム無し)
・現金支払いました。→ 현금으로 냈어요.(パッチムあり)
【パッチムに関係なく使える助詞】
・学校行く。→ 학교간다.
・映画館会いました。→ 영화관에서 만났어요.
・母行きました。→ 어머니 하고 갔어요.
・木生きている。→ 나무 살아 있다.
・彼女靴です。→ 그녀 신발입니다.
・両親プレゼントを送った。→ 부모에게 선물을 보냈다.
・姉言いました。→ 언니한테 말했어요.
例外ポイント

◆「~と」の助詞は「~하고」も使います。これはパッチムとは関係なくどちらでも使え、会話でよくつかいます。

◆「~와と~과」は使い方が逆になります。つまりパッチムがあるものは「~과」をないものは「~와」をつかいます。

文字構成と文章構成、助詞まとめ

文字構成、文章構成、助詞を見てきました。これだけを見てみると何だか複雑のように見えますが、単語や、文章に触れていくうちにだんだん慣れていくはずです。助詞はしっかり覚えたいですね。他は大体を理解して次の段階に行くことがいいかもしれません。頑張っていきましょう!

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