韓国語 ハングルの基本の母音と二重母音を覚えよう【書き順と発音も解説】

ハングル母音・二重母音 韓国語学習
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韓国語を覚えるために、まず始めに勉強すべきことは“ハングル文字”です。日本語を覚えるのも一番初めに「あいうえお」の表を覚えますよね。韓国語も日本語の「あいうえお」と同じように「ハングル」を覚えましょう。

ではまず初めに、日本語の母音である「あいうえお」を覚えるように、韓国語の母音を覚えましょう

ハングルってマルと棒みたいだけどどう読むの?

韓国語の母音には二種類あります。一つは基本の母音であり10個あります。もう一つは二重母音で11個あります。

ではまず基本の母音を勉強していきます。

韓国語 ハングルの基本の母音10個

ア(a)ヤ(ya)オ(eo)ヨ(yeo)オ(o)
ヨ(yo)ウ(u)ユ(yu)ウ(eu)イ(i)

 

こちらが基本の母音10個です。

これから1つずつ説明していきますが、この棒のようなものだけでは分かりにくいので子音である“”(イウン)をつけて覚えていきましょう。

아(ア)と야(ヤ)

韓国語は基本的に

  • 左側に子音右に母音
  • 上に子音下に母音

の2パターンで表されます。

それぞれ口の開け方の同じものを一緒にしました。口の開け方も正しい発音ポイントになりますのでしっかり覚えて下さい。全部で10個しかないので、頑張って覚えましょう。

正しい発音のコツはまず口の形を作ってから声を出してみましょう。だんだん慣れてくると自然に発音できるようになります。始めはひとつずつ、文字の形と発音を意識して練習していきましょう。

아と書き順(a)
아は「ア」と発音します。左側の丸い字が子音になり、右の文字が母音になります。
こちらは日本語の「あ」と同じように口を大きく開けて「ア」と発音しましょう。日本語の「ア」と同じ発音です。
書き順は左から右に、上から下に書きます。日本語とほぼ同じですね。

야と書き順(ya)

야は「ヤ」と発音します。「ア」と同じように口を大きく開けて「ヤ」と発音しましょう。「아」に棒が一本増えただけですね。口の形は下の絵のようになります。このように横棒(-)がもう一本つくと“y”が入ると覚えましょう。 「y」+「ㅏ(ア)」なので「ヤ」ですね。あの口

어(オ)と여(ヨ)

어と書き順(eo)

어は「オ」と発音しますが、日本にはない発音の仕方なので気をつけましょう「ア」を発音する時のように口を大きく開けて「オ」と発音します。あの口

 

여と書き順(yeo)

여は上の「オ」と同じように「ア」の発音の時のように大きく口を開けて「ヨ」と発音します。

これも上の「어」に棒が一本増えただけなので“y”が入りましたね。なので「y」+「ㅓ(オ)」で「ヨ」です。

 

오(オ)と요(ヨ)

오と書き順(o)

오は日本語の「オ」と同じように口をすぼませて「オ」と発音します。日本語の「オ」とほぼ同じ発音です。

おの口

요と書き順(yo)

요は日本語の「ヨ」と同じようにの口をすぼませて「ヨ」と発音します。上の「오」と同じ口の形ですね。
これも上の「ㅗ」に棒が一本増えただけなので“y”が入りましたね。なので「y」+「ㅗ(オ)」で「ヨ」です。

우(ウ)と유(ユ)

우と書き順(u)

우は日本語の「ウ」と同じように口をすぼませて「ウ」と発音します。日本語の「ウ」とほぼ同じです。 うの口

유と書き順(yu)

유も日本語の「ユ」とほぼ同じの発音です。口をすぼませて「ユ」と発音しましょう。
これも上の「ㅜ」に棒が一本増えただけです。これも横棒が増えたので“y”が入りましたね。なので「y」+「ㅜ(ウ)」で「ユ」ですね。

으(ウ)と이(イ)

으と書き順(eu)

으の発音も日本にはない発音なので注意しましょう。「イ」を発音するように歯を閉じて唇は横に引いてそのままの口の状態で「ウ」と発音します。いの口

이と書き順(i)

이は日本語の「イ」を発音する時と同じように口を横に引いて「イ」と発音します。日本語の「イ」とほぼ同じですね。

 

ここでかわいい動画を見つけたのでリズムにのせて覚えてみましょう。韓国で子供たちの勉強するための動画ですが、発音に注意して見てください。

ハングルの二重母音

二重母音を学ぶ前に注意点ですが上の基本の母音を覚えていないと、この二重母音を覚えるには少し難しいはずです。ですので基本の母音がまだちょっと覚えきれてないという方は、もう一度基本母音に戻ってしっかり覚えてください

え?二重母音て何?

と思われるのではないでしょうか。では二重母音の構成から説明します。

二重母音の構成

二重母音の構成はもとの基本の母音を2つ合成したものになります。

例)

    ㅓ+ㅣ⇒ ㅔ

    ㅑ+ㅣ⇒ ㅒ

    ㅗ+ ㅏ ⇒ ㅘ

このように母音+母音で構成されています。

それでは次にどのような二重母音があるか見ていきましょう。

発音も解説します。

二重母音の種類は11個

エ(ae)イェ(yae)エ(e)イェ(ye)ワ(wa)ウェ(woe)
ウィ(we)ウォ(wo)ウェ(we)ウィ(ui)ウィ(eui) 
 

二重母音はこの11個になります。順に発音を詳しく見ていきましょう。

애(エ)と얘(イェ)

애と書き順(ae)

애は「エ」と発音します。
日本語の「エ」とほぼ同じです。
構成:ㅏ + ㅣ

얘と書き順(yae)

얘は「イェ」と発音します。
日本語の「イェ」とほぼ同じです。
構成: ㅑ+ㅣ
これも上の「애」に横棒が一本増えただけです。これも横棒が増えたので“y”が入りましたね。なので「y」+「애(エ)」で「イェ」ですね。 

에(エ)と예(イェ)

에と書き順(e)

에は「エ」と発音します。
日本語の「エ」とほぼ同じです。
構成: ㅓ+ㅣ

예と書き順(ye)

예は「イェ」と発音します。
日本語の「イェ」とほぼ同じです。
構成:ㅕ+ㅣ
これも上の「애」に横棒が一本増えただけです。これも横棒が増えたので“y”が入りましたね。なので「y」+「에(エ)」で「イェ」ですね。 
 

와(ワ)と왜(ウェ)

와と書き順(wa)

와は「ワ」と発音します。
構成: ㅗ +ㅏ 

 

왜と書き順(woe)

왜は「ウェ」と発音します。
構成:ㅗ+ㅐ 

외(ウェ)

외と書き順(we)

외は「ウェ」と発音します。
構成:ㅗ + ㅣ

 

워(ウォ)

워と書き順(wo)

워は「ウォ」と発音します。
構成: ㅜ +ㅓ 

웨(ウェ)

웨と書き順(we)

웨は「ウェ」と発音します。
構成: ㅜ + ㅔ 

 

위(ウィ)

위と書き順(ui)

위は「ウィ」と発音します。口をすぼめて「ウ」を発音してから「ィ」を発音します。
構成:ㅜ +ㅣ

 

의(ウィ)

의と書き順(eui)

의は「ウィ」と発音します。口を「イ」の発音をするように横に伸ばして「ウィ」と発音します。コツは「ウ」を言ってから「イ」を発音します。基本はこちらの発音だと覚えましょう。
構成: ㅡ  +ㅣ
注)少し紛らわしいですが、3つの発音があります。単語で覚えていくといいですね。例をあげておきます。

  • 文字の初めにくる場合は「ウィ」と発音의사ウィサ(医者)
  • 文字の中間にくる場合は「」と発音강의カンイ(講議)
  • 助詞の「~の」は「」と発音엄마의オンマエ(お母さんの)

助詞についての詳しい記事はこちらです。気になる方はこちらをどうぞ。↓

【韓国語の文法】文字構成と文章構成、助詞を詳しく解説します!
韓国語の文法を学びましょう。日本の文章校正に似ているので覚えやすく、学びやすいのではないかと思います。まずは文字の構成をまなびましょう。そして助詞を覚えよう。

分かりやすい二重母音の動画を見つけたのでこちらを見て参考にして下さい。

発音の同じ単語について

ここで気づいたと思うのですが、同じ発音のものがあります。

  • 에と애 → 「エ」と発音
  • 예と얘 → 「イェ」と発音
  • 왜と외と웨 → 「ウェ」と発音

この三種類はお互いほぼ同じ発音をします。文字を区別をするには単語で覚えていくことをおすすめします。

 

※注意点です

위と의の発音は日本語では「ウィ」と解説しましたが、この2つは口の形が違うので気をつけましょう。

  • 위 →口をすぼめて「ウィ」を発音する
  • 의 →「イ」の発音をするように口を横に伸ばして歯は閉じ「ウィ」

初めは区別するのが難しいと思いますが、なるべく意識して発音していくようにしましょう。

二重母音で構成された単語

ここで二重母音を覚えるために単語を少しですがいくつかあげておきます。二重母音は単語で覚えることがコツだと思います。二重母音を使った単語はそれほど多くありません。子音やパッチムの発音はまだ勉強していないかと思いますが、参考にしてください。

  • 애(エ)⇒애플エプル(アップル)、애정エジョン(愛情)
  • 에(エ)⇒에서エソ(~から)…場所的な“~から”という意味の助詞
  • 얘(イェ)⇒얘기하다イェギハダ(話す)…이야기하다イヤギハダと同じ意味、얘들イェドゥル(子供達)
  • 예(イェ)⇒예술イェスル(芸術)、イェ(はい…返事)
  • 와(ワ)⇒와인ワイン(ワイン)、(~と…助詞については
  • 왜(ウェ)⇒ウェ(なぜ)
  • 외(ウェ)⇒외국ウェグㇰ(外国)…“外”という漢字は韓国語で“외”
  • 워(ウォ)⇒타워タウォ(タワー)…外来語でよく使う文字
  • 웨(ウェ)⇒웨딩ウェディン(ウェディング)…外来語でよく使う文字
  • 위(ウィ)⇒위치ウィチ(位置)、가위カウィ(ハサミ)
  • 의(ウイ)⇒의사ウイサ(医者)、의지ウィジ(意志)、フェイ(会義)

母音だけで構成された単語テスト

母音だけでできた単語もいくつかあるので例をあげたいと思います。どのくらい読めるかテストするといいですね。答えは下の方にあります。

  1. 우유(牛乳)
  2. 오이(きゅうり)
  3. 아이(子供)
  4. 왜(なぜ)
  5. 이유(理由)
  6. 여우(きつね)
 答えはここをクリック

1.ウユ、2.オイ、3.アイ、4.ウェ、5.イユ、6.ヨウ

ハングルの母音まとめ

母音は全部で21個ありますが、いっぺんに覚えるには少し難しいと思うのでまず基本の母音をしっかり覚えましょう。

基本の母音がしっかりと覚えられたら二重母音を覚えるようにしましょう。発音の区別は少し難易度があるのでまずは読めるようにすることが重要です。

また覚えるコツは単語で覚えていくことをおすすめします。

次は子音を覚えましょう。子音の発音の記事はこちらです。

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